サトー IDP市場を開拓 新方式の可変印字技術

サトーグループは、2017年1月に株式を100%取得した英DataLase(データレーズ)社の印字技術(インライン・デジタル・プリンティング:IDP)と、サトーの自動認識技術を掛け合わせ、よりパーソナライズされたパッケージングソリューションの提供を目指し、IDP事業で2021年に250億円の売り上げを目指すと発表した。

DataLase社は、特殊な顔料をコーティング剤としてさまざまな素材に塗布し、塗布面を感熱素材に変えてレーザーでダイレクト印字を行う技術に特色を持つ。

従来はインラインで製品に可変情報を印字する場合、産業用インクジェットプリンタによる印字、産業用レーザーマーカーによる印字などが主流だったが、同社の技術を用いることで、インクなどの消耗品を不要にできる。ラミネートされたワークにも印字ができるため、耐久性も高く、従来のレーザーマーカーによる剥離や焼き付けとは異なり、チリなども発生しないので活用範囲も大幅に広がる。

製造ラインは既存の各社レーザーマーカーの出力を調整するだけでそのまま使えるため、設備側の投資も少なくできるうえ、今後さらなる高速化を実現する専用システム「Variprint」、カラー対応の「Infinity」もリコー、ゼロックスなどと協力し、開発を進めていくとしている。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG