星和電機(増山晃章代表取締役社長)は、ベース照明器具としては国内業界初の国際防爆認証製品の防爆形LED灯器具「LZWAシリーズ」を開発し、4月17日から販売を開始する。初年度5000台以上の販売を目指す。価格はオープン。
同シリーズは従来の蛍光灯器具(HF蛍光灯45W×2灯)と同等の照度・配光を確保しつつ、コンパクト・軽量なデザインを目指して、幅・高さとも30センチ以内、重量は5キロを実現。
これにより、設置作業の負担の軽減、受圧面積が小さくなることによる安全性などの改善が見込まれる。
Zone1、2の防爆エリア、Zone21、22の粉じん防爆エリア、および化学プラントのプロセスで発生した水素エリアでも使用可能。
使用温度範囲はマイナス25℃からプラス55℃。
防爆規格としては国際防爆認証IECEx(IEC60079-0、-1)をはじめ、欧州防爆認証ATEXを取得(LZWA12041)、中国防爆認証NEPSIを取得し、台湾防爆認証TSも取得予定(国内防爆検定未取得のため、海外向けのみの販売)。