日本モレックス(神奈川県大和市、梶純一社長)は、PROFINETに対応したIO-Linkモジュール「Brad IP67 IO-Linkソリューション」を発表した。
同ソリューションは工場自動化機械メーカー向けに設計したマスター・モジュールで、8つのM12ポートが装備されており、各ポートにはIO-Linkマスター・チャネルとユーザーによる設定が可能なデジタルI/Oチャネルを搭載。
またデジタルハブには入出力ポート数の異なる2製品が用意されており、「入力×16」、もしくは「入力×12」と「出力×4」のバージョンが利用可能。
さらに、耐塵、防水および耐振動機能を備えており、IP67規格に準拠していることから保護用キャビネットも不要で、ワンタッチで接続可能なUltra-Lockプッシュトゥロック(特許取得済み)を接続システムに採用している。しかも、統合2ポートスイッチによる完全な2系統100Mbpsでのデータ送信が可能で、複数のイーサネットスイッチが不要となるほか、デイジーチェーン配線もできる。そのほか、短絡保護機能や診断用LEDランプを内蔵、データの信頼性を向上するMRP(メディア冗長化)プロトコルにも対応している。