パナソニックは、IoTの時代に応えるACサーボモータ&アンプ「MINAS A6シリーズ」を発売した。
速度応答周波数3.2kHz(従来比30%高速化)、モータの小型化を独自構造と磁気回路最適化技術で実現。200Wタイプで、名刺より短いサイズを達成。応答性の向上により位置決め整定時間も短縮。低剛性条件(当社試験)では、従来比60%もの高速化を達成。実装機などの高速位置決めと位置精度の両立が求められる装置でメリットが大きい。ネットワークアンプは、通信速度100Mbps・通信周期62.5マイクロ秒のネットワーク「RTEX」(従来比25%短縮)、高い汎用性を持った「Modbus」、オープンネットワークの「EtherCAT」をラインアップし、上位コントローラや用途にあわせて最適な選定ができる。
アンプに接続する無線オプション部品も開発。制御盤と装置の駆動部分が離れた位置での調整作業、遠隔地での動作状態の監視やアンプのパラメータをスマートフォンやタブレットを使っての設定・変更が可能になった。また、フルSiCパワーモジュール搭載アンプも開発。従来比4倍のスイッチング周波数を実現し、さらなる高速・応答を実現し、装置の高速化、加工機の加工追従性向上に貢献できる。
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