フエニックス・コンタクト(横浜市、青木良行代表取締役社長)は、組み込み機器設計に最適なケースシステム「UCSシリーズ」を、5月1日から販売を開始した。
基板サイズ・形状で品ぞろえ
ケースサイズは4種類の外形と2種類の高さの計8種類を用意。二つの本体シェルと、側面プレート、インサート部品を使用した簡単組立になっている。
同製品はラズベリーパイからEBXまで、あらゆるシングルボードPCに対応。自由にレイアウト可能なボスを使い、基板サイズを問わず取り付け可能で、側面プレートは取り外すことができる。また、基板取り付けねじなど必要なものはオールインワンで提供される。
さらに、アクセサリの使用でDINレールや壁面に取り付けることもできるほか、同社の基板用端子台・コネクタと組み合わせることで、さまざまな機器設計にも対応可能となっている。同社では、ケース本体や側面プレートへの穴あけ、印字などのサービスも、従来のシリーズと同様に提供するとしている。
主な仕様は次の通り。
▽外形サイズ=125×87/145×125/195×145/237×195ミリ▽高さ=47/67ミリ▽ケース材質=ポリカーボネートUL94V-0▽色=黒またはライトグレー。