キムラ電機(東京都品川区、藤岡利之社長)は「第42回関東キムデン会総会」をホテル雅叙園東京で4月25日開催、15社の販売店から社長・幹部社員が出席した。
総会では、最初に4月20日付で就任した藤岡新社長が挨拶に立ち「当社もおかげさまで1927年の創業から数えて今年で90周年を迎えることができた。これを機に私が社長に就任したが、まだ若輩者であり引き続きご支援をお願いしたい。2017年2月期の売り上げは前期比3%減で終わったが、下期以降上向いており、今期も良いスタートが切れている。首都圏の再開発、鉄道インフラや第5世代通信設備投資、東京オリンピックなどの引き合いが見込め、表示灯、端子台の専業メーカーとして、ユーザーニーズに合致した製品を提供していきたい」と挨拶した。
続いて、41期事業年度報告、42期事業計画などが報告された後、岡室取締役営業部長から営業報告が行われ「今年度は前年度比6%増の売り上げ計画でスタートしている。製品の3本柱である端子台、LED表示機器、グラフィックパネルを中心に、鉄道、ビル、受配電をはじめ、医療、水処理などへのアプローチを強め、マーケットインの考えでサービスを徹底していきたい」と述べた。
その後、講演会に移り、政策研究大学院大学橋本久義名誉教授が「トランプ景気は未曽有のチャンス 2017酉年 大躍進の年」と題して行った。
橋本氏はトランプ政権の裏側や中国の動向を解説しながら、日本に及ぼす影響など独自の視点で紹介した。