日本シュトイテは、独・シュトイテの日本法人として、産業用と医療機器向けのスイッチ、センサーやコントロールユニットを販売している。中でも「sWave」のブランドで知られているワイヤレス製品は、各種タイプが豊富にそろっている。このうち、ワイヤレス誘導型近接センサー「RF ISシリーズ」は、ワイヤレス多機能送信ユニットRF96STやRF Ⅰ/Oを接続することで、ワイヤレス通信が可能になる。受信機は、リレー出力、ゲートウェイ出力、USBスティックタイプから選択できる。
また、センサーのサイズは、M8、M12、M18、M30が完備。しかも、ワイヤレス多機能送信ユニットは、既存の他社製のスイッチでも接続することで、無線通信が可能になる。さらに、sWaveはヨーロッパ、北米、オーストラリア、日本の電波法にも適合。
sWaveシリーズとしては他に、フットスイッチ、ポジションスイッチなどがある。sWaveは、スイッチ周辺の配線が不要なことから、ヨーロッパでは頻繁に製造ライン変更が行われる自動車工場向けなどに採用され、配線に関わる手間やコストの削減に効果が大きいとして評価されている。