日本ビュッヒ 凍結乾燥機に新機種 霜取りで運転停止不要

日本ビュッヒ(東京都台東区、中尾順二ジェネラルマネージャー)は、凍結乾燥機「Lyovapor(ライオベーパー)L-300/200」を発売した。

新製品は、ベースユニットとして2タイプをラインアップ。L-300は2基の冷却コンデンサーを搭載し、トラップ(マイナス105℃)と霜取りの交互運転を自動的に行う独自の機能を初めて採用。従来の凍結乾燥機では不可欠だった「霜取りのための運転停止」が不要となり、無限量の連続運転を可能としている。一方、L-200は、マイナス55℃の冷却コンデンサーを1基搭載し、作業台上への設置も可能なユニットとなっている。

操作ディスプレーには、操作がシンプルなスタンダードタイプと、タッチパネル式ディスプレー内蔵で多彩な制御とモニタリングが可能なProタイプがそれぞれ用意されており、スタンダードタイプからProタイプへのアップグレードも可能。Proタイプの操作ディスプレーを使用する場合は、温度や圧力測定による終点検知、サンプル保護機能、ヒーター付き乾燥棚の繊細な温度制御、PC用の専用ソフトウエアによる運転プログラムの作成やデータ管理などが行える。

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