SMKは、ガラス1枚の表裏面にセンサ(ITO電極)を成膜した静電容量方式タッチパネル「CapDuo Touch」を開発、受注を開始した。発売は10月を予定しており、生産能力は10万個/月間。
新製品は同社従来品の「G1G」センサ(ガラス2枚構成)と比較して、ガラス貼りあわせ用OCA(透明光学粘着フィルム)が不要となるため、狭額縁化・薄型化・軽量化・材料費減が可能。ブリッジレス構造のため、良好な見栄えを実現している。また、自己容量方式・相互容量両方の検知方式にも対応する。
同社では既に静電容量方式タッチパネル用センサとして、ガラス1枚で片側2極の「G2」センサ、ガラス2枚の「G1G」センサ、フィルム2枚の「F1F」センサの量産が可能となっているが、新たに「CapDuo Touch」を開発し、さらなるレパートリーの拡充を行った。