パナソニック デバイスSUNXは、高速制御が可能な「CC-Link IE Field」にファイバセンサや、変位センサをつなげるための通信ユニットを発売した。
製造業のIoT化を推進するにあたり、「見える化」を図ることが重要な課題になっているが、同社のセンサと今回発売する通信ユニットを使用することでデータの収集、「見える化」が可能となる。
さまざまなセンサをCC-Linkネットワークへ接続すれば、デジタルデータや、ON/OFF情報をリアルタイムに取得可能で、ネットワーク経由でセンサの設定を変更したり、データをロギングしたりすることでセンサの予防保全などに役立つ。
通信ユニット「SC-GU3-04」は、最大16台が接続可能で、圧力、光電、レーザーなどのセンサ本体を直接操作することなく、センサのしきい値などの設定や、現在値を操作・確認できる。
通信ユニット「SC-HG1-CEF」は、最大15台の変位センサを接続可能。高精度データをプログラムレスで送信、内部設定データも複数台を一括変更できる。
ネットワークを通じて、デジタルセンサの入光量や圧力値など現在の読み込み値のモニタはもちろん、センサ設定を変更する書き込みが可能なサンプルプログラムも用意される。
システムは、通信ユニットのほか、エンドユニット、連結コネクタユニット、入力増設ユニット、パソコンソフト、片端コネクタ付ケーブルなどで構成される。