日東工業は、地震による電気火災を防止するため、感震リレーとブレーカーを一体化させた業界初の「感震機能付ブレーカー」を開発、「JECA FAIR 2017」に出展する。小間番号は2-016。
阪神淡路大震災、東日本大震災では、発生した火災の過半数が電気火災と言われており、感震ブレーカーの普及が促進されている。
今回の製品は感震リレーとブレーカーが一体化されており、基本タイプのホーム分電盤と同じレイアウト、分岐回路数で感震機能の追加が行える。
増設用タイプは既設分電盤の一次側に取り付け可能にしたことで、ホーム分電盤や産業用分電盤などすべてのメーカーの分電盤に対応可能。また、感震検知でブレーカーが動作した場合、ランプ点灯により漏電ではないことを知らせてくれる。
震度5強相当以上の地震波感知から自動遮断までの時間を3分、1分、即時より選択可能。感震センサーに3軸加速度センサーを採用、横揺れに加え、縦揺れも検出できる。