日立産機システムは、メガソーラ向けに、パワーコンディショナー(PCS)を3台接続可能とすることで省スペース化を実現した多巻線変圧器を、6月1日から販売する。
一般的にPCSを3台使用した太陽光発電システムでは、変圧器、系統側設備がそれぞれ3台必要だが、同社では、敷地の有効活用、工期短縮のニーズに対応するため、PCSを3台接続可能な多巻線変圧器を開発。系統側設備設置台数を3台から1台に集約することで効率的な設置が可能となり、導入費用の低減と工期短縮を実現する。また、変圧器設置スペースも3台設置との比較で20%以上省スペース化し、約30%の軽量化を達成している。