アドバンテック(東京都台東区)は、IoTの新プラットフォーム「エッジインテリジェンスサーバ EISシリーズ」を発表した。
同プラットフォームは、エッジコンピュータにWISE-PaaSソフトウエアパッケージ、IoT開発ツール、事前設定されたクラウドサービスを統合したエッジソリューション。デバイス管理機能、集中型セキュリティ管理機能、インタラクティブ・マルチメディア・コンテンツ・エディタ機能、SCADA(監視制御およびデータ取得)機能、HMI機能など、WISE-PaaSマーケットプレイスで提供されるソフトウエアモジュールを購入し、エッジコンピュータに追加することで、容易にIoTを実装できる。
また、センサやその他のデバイス用の標準プロトコル(Modbus/OPC/MQTT)を備えた包括的な開発ツールとキットを提供。さらにクラウド連携もMicrosoft Azureサービスを提供する。
今回、エントリーレベルエッジサーバの「EIS-D110」と、WISE-PaaSソフトウエアパッケージ、ワイヤレスI/Oモジュール、センサ、およびMicrosoft Azureサービス等があらかじめ設定され、すぐに使用可能なエッジシステムを含む「EIS-DK10スターターキット」の2製品の発売を開始。複数のI/Oを持つ「EIS-D120」と、「高性能EIS-D150」は、それぞれ2017年後半の発売を予定している。