アドバンテック 次世代IoTに注力 Linux・Android推進も

アドバンテックは「アドバンテック テクノロジーリーダーシップ プレスカンファレンス ~アドバンテックが狙う次世代のIoT戦略~」を開催。同社の次世代IoT戦略について紹介した。

ケーシー・リウCEOは、「マッキンゼーによると、 スマートファクトリーやインダストリー4.0の分野は2兆米ドルの規模があり、次いでスマートシティ/ヘルスケア、インテリジェントリテール、ロジスティクス、電力の順で大きなIoT市場が展開されており、当社もこれらの分野に注力する。インターネットとパソコンによる第1の波、Googleなど巨大IT企業の第2の波に続き、第3の波が2016年から始まっている。あらゆるモノがインターネット化され、工場、物流、病院、リテール、交通などのさまざまな伝統的なサービスがIoTを使うようになっていく。当社はこのような中でテクノロジーリーダーとして邁進していく」と解説。

日本法人のマイク小池社長兼日本地区最高責任者は「インダストリー4.0は労働人口が減少する日本にこそ重要だ。少子高齢化に伴い労働人口の減少が深刻化している中、土木や建築などの高度な技能を最新テクノロジーを使って若者に継承する必要がある」とし、それを支えるIoT新製品としてEISシリーズを紹介。「エッジコンピュータにWISE-PaaSソフトウエアパッケージ、IoT開発ツール、事前設定されたクラウドサービスを統合したソリューション製品としてリリースした。リモートI/Oモジュール、センサ、Microsoft Azureを1か月無料トライアルできるスターターキットも用意している。オンラインストアで購入でき、すぐにIoTを始められる」とピーアールした。

その後、産業用機器やIoT機器向けOSとしてLinuxやAndroidの採用を進める団体として、ELAA(組み込みLinux&Androidアライアンス、エラ)の設立発表会を開催。同アライアンスは、組み込みLinuxやAndroid OS用のオープンで統一されたアーキテクチャの標準化されたボードの採用を推進していく。

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