オプテックス・エフエー(京都市下京区)は、食品業界向けの卓上型ラベル検査システム「HVS-LCシリーズ」を、6月7日から発売した。価格はオープンで、年間50台の販売を目指す。
同シリーズは、弁当や総菜に貼付されている一括表示ラベルやプライスラベルの印字内容を瞬時に照合検査できる印字検査システムで、高解像度の文字認識(OCR)カメラにより、ラベル内の商品名や原材料表示、消費期限の日付、価格、バーコードにおける表示間違いや表示漏れを安定して読み取ることができ、検査の自動化が可能。ステージにラベルを載せてボタンを押せば、Windowsベースのソフトウエア上で検査が瞬時に行える。
ラベルの登録は1000品種、NG画像保存は1000枚(BMPファイル)、全画像保存は標準で約800万枚(800GB)となっており、NG画像を使用した再検査もできる。
また、同製品のバリエーションとして、コンベア一体型のインラインタイプも6月中に発売予定。