河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、住宅内で使用する情報機器をすべて収納できる「情報配線システム盤」を発売した。
マンションや戸建て住宅で使用される情報機器は年々多様化し、機器の無線化も進んでいることから、それらの収納機器に対するニーズが変化してきている。そこで、同社では無線電波を遮ることがなく、機器の設置・メンテナンスが簡単で収納容量が大きい情報配線システム盤を開発した。無線機器から光TV用機器までを納めることができる。
あらゆる無線機器に対応できるように樹脂製キャビネットを採用している。また、多種多様の機器に合わせるため、自由に固定ができるスライドパネルも採用。大型情報機器も収納できるようにキャビネットは大型化されており、外形寸法は縦400×横670×奥行き190ミリメートル。
搭載機器は、電話端子、TV分配器、ブースター、光成端箱、HUB、ルーター、HEMS機器など。
マンション用、戸建て住宅用、事業者用の各タイプが用意される。標準価格は1万5100-2万500円。オプションとして、マグネット用取り付けパネルスライドパネル、マジックテープが用意される。