機器周辺の配線が不要
日本シュトイテは、独・シュトイテの日本法人として、産業用と医療機器向けのスイッチ、センサーやコントロールユニットを販売している。
医療機器開発・製造展では、医療機器向けだけではなく、産業機器向けで使用できるワイヤレス・スイッチや過酷環境(高温・低温・高防水)に対応したスイッチなどを展示する。小間番号は76-48。
同社は、産業用のワイヤレスシリーズで「sWave」、医療機器向けワイヤレスシリーズで「steute Wireless」のブランドで販売を行っている。
steute Wirelessは、スイッチ周辺の配線が不要なことから、手術室の足元のケーブルを削減できる。また、ワイヤレス技術の信頼性を確保するために、複数の無線技術を取り入れ、悪条件でも安定した通信を実現できる。
一方、sWaveのブランドの産業用ワイヤレス製品は、近接センサー、フットスイッチ、ポジションスイッチなど、各種タイプが豊富にそろっている。ワイヤレス・スイッチの電源は、日本では電波法の関係から電池式を販売しているが、自己発電で電気を供給するエナジーハーべスティング(環境発電)式は海外で使用できる。