コグネックス(東京都文京区)は、小型固定式バーコードリーダとして、手のひらに納まるほど小さなフォームファクタを持ち、ラベル上に印刷された一次元バーコードおよび二次元コードで最高の読み取り率を実現する「DataMan70シリーズ」を新たに追加し、5月25日から発売した。
新製品は、柔軟な設定オプション、パワフルなLEDとレンズにより明るさが均一でコントラストの高いイメージを作成するため、物が搬送される製造現場や物流現場においても、その速度に関わらず理想的なソリューションを提供。HotbarsおよびIDQuickを採用した高性能1Dmaxを搭載しており、損傷、印字不良、鏡面、解像度不足、台形歪みなど、さまざまな変化のあるラベル式の一次元および二次元バーコードを読み取る性能を備えている。
また、22.2×35.8×42.4ミリのコンパクトで柔軟な設計により、設備の再設計やミラーを用いた複雑な光路変更が不要なうえ、ストレートおよび直角ケーブルに対応しているため狭い場所にも設置可能。さらに、可動部品のない設計のため、メンテナンスも不要となっている。その他、オプションとして、静電気放電から電子部品や装置を守るESD-Safeのフロントカバーも用意されている。