HMSインダストリアルネットワークス(横浜市港北区)は、「EtherNet/IP Linking Device」シリーズから、第3弾となる製品「EtherNet/IP to PROFIBUS DP Linking Device」を発売した。
新製品は、PROFIBUS上のデバイスを、Rockwell Automation社製PLCの「ControlLogix」、または「CompactLogix」と接続を可能にする。また、Rockwell社「Studio5000 Logix Designer」との独自の統合性により、すべての設定を「Studio5000」で行うことができる。
さらに、PLCと物理的に接続するシャーシ統合型モジュールとは異なり、接続するデバイスの近くに設置でき、複数のネットワーク専用ケーブルの代わりに1本のEthernetケーブルによって接続の確立が可能。加えて、リング型トポロジーとしてODVAの「Device Level Ring(DLR)」にも対応している。
その他、各方向に3500バイトずつ、合わせて最大7000バイトのIOデータをサポート。スタンドアロン(分散型)としても動作するため、PLCバックプレーンの性能(PLC実行時間)に影響を与えることなく、大量のデータを伝送できる。