SUS(静岡市駿河区)は、主に製造現場で安全を確保するために利用される安全柵「AZ」シリーズの新モデル「AZ2(エーゼットツー)」の受注を、6月1日から開始した。価格は高さ2150ミリが1万1470円~、1800ミリが1万880円~、1170ミリが8180円~。
「AZ」シリーズは、アルミフレームを用いた軽量かつ高強度な安全柵で、JIS規格やISO規格を基本に開発。アルミ製なので錆びにくく、美観に優れている。また、パネル状に面組みした状態で出荷するため、現場での設置はつなぎ合わせるのみという、施工の簡易性が特長となっている。
今回発売した「AZ2」は、断面形状を見直した新設計のアルミフレームを採用することで、強度を保ったまま連結・拡張・組み替えをより簡単にし、設置や移設に伴う作業者の負担を軽減。組み立て時間は従来品の約3分の1と大幅な作業効率の改善を実現したうえ、組み立て方法の変更によって従来品よりも必要なパーツ数が減少したことで約20%のコストダウンにも成功している。
同社では、新製品について、鉄製の安全柵と比べ、軽さと連結方法のいずれの面から見ても圧倒的に組み立てやすく、美観や耐食性においても優位性が高いことを訴求ポイントとして、現在アルミ製安全柵を使用していない企業に対しても提案していくとしている。