岩崎通信機は、パワー半導体デバイスの容量測定に最適な高電圧C-V(容量・電圧)測定システム「CS-600シリーズ」2機種を、6月19日から発売した。出荷開始は8月17日から。価格は、5kVが348万円、3kVが248万円。シリーズで年間40台の販売を目指す。
新製品は、最大5kVまでのバイアス電圧を印加した状態で、入力容量や出力容量、帰還容量などを全自動(Sweep機能付き)で測定することができる。
また、さまざまなデバイスのパッケージに対応した、カーブトレーサ用アダプタがそのまま使用可能で、ウエハーやチップ上での容量測定のために、プローブステーションとのシステム化に対応。さらに高電圧用コンデンサなどの容量測定も可能となっている。