東京都電機卸商業協同組合(TEP、藤木正則理事長)は、労務委員会と組織委員会の共催で「セミナー」を全国家電会館で7月4日に開催し、約30人が参加した。
今回は、レイズ・コンサルティング法律事務所の石田達郎弁護士が講師となって「残業代『うっかり未払い』になっていませんか?」と題して行った。
年々増加する未払い残業代に関する紛争を、具体的な失敗例を交えながら、その紛争によるリスクの大きさや、紛争の予防策などについてやさしく解説した。
みなし残業代や時間外手当ての計算方法、給与計算書の表記など、注意しなければいけないポイントを説明し、紛争による社会的イメージの下落、企業存亡にまで与えるダメージなどに警鐘を鳴らした。