日本航空電子工業は、メタルメッシュタイプの車載用静電容量式フィルムセンサを発売した。
新製品は、高精細印刷技術を用い、センサパターンをメタルメッシュ化(金属細線を格子状に配線)することで、タッチパネルの感度を大幅に向上させた大画面対応可能なフィルムセンサ。フィルム基材上に電極を形成することにより、通常2枚で構成されるフィルム基材を一枚として、軽量化、薄型化、さらに曲面化など多様なデザインへの対応も可能としている。
また、今後、さらに高画質化する液晶との組み合わせでは、メタルメッシュのパターンを最適化設計することで、外観品質を高めることができるとしている。同社では同製品を「FLEXCONVERT」の名称で商標化し、人と機器のユーザーインターフェースにおける顧客ニーズ・市場ニーズに対応した技術開発、製品への展開を進めていく。