女性の活躍を会社トップが推進!——河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、人材の確保と育成・活用に結び付けるため、“女性の活躍”と“働き方改革”を推進するトップ直属の「女性活躍推進委員会」を設置した。
国内環境において、少子高齢化が進み、労働人口が減少する中、女性の活用により、経営における「事業の拡大、業務の効率化」を図るため、同委員会を設置することにした。
河村幸俊代表取締役会長が委員長に就任して、①全体計画の策定・進捗管理などを行う推進計画プロジェクト②全社的な各施策や規程制度の見直しなどを検討する女性活躍プロジェクト③営業部門における女性活躍のための「環境整備」「働き方」について検討するワーキングマザープロジェクト——の3つのプロジェクトを進めていく。
方針としては、「女性にはできない」と思われている職場と職務に対する意識を変えていく、「女性が職場で活躍できる」ということを従業員が認識できる土壌をつくる——などを掲げる。
具体的な目標は、2022年までの5年以内に、①男女の就職応募比率の均等化(1:1)を目指す(現状3:1)②女性の採用比率30%以上を目指す(現状25.5%)③女性の課長職10人以上を目指す(現状7人)——など。