アドバンテックは、6月21日にパシフィコ横浜会議センターで、地方のIoT活用を推進するための普及イベント「Advantech IoT47 in 横浜」を開催。県内企業や行政をはじめ、約140人が参加した。
はじめに山下正人横浜市会議員と横浜市経済局ものづくり支援課課長中村氏が登壇し、横浜市のIoTの取り組みを紹介。ついで具体的なIoTのアプリケーション事例として、日本マイクロソフトが工場におけるIoTの活用事例を、ネットワークコーポレーションがビルディングオートメーション分野の事例を紹介した。
また、IoTを支える技術について、京セラコミュニケーションシステムが、LPWAソリューション「Sigfox」を、アドバンテックがワイヤレスIoTセンサーノード製品WISE-1500シリーズと、IoTプラットフォーム EISシリーズ概要と、そのスターターキットを紹介。さらに昆山工場の事例を話した。
イベントについてマイク小池社長兼日本地区最高責任者は、「現在世に出ているIoTデバイス・関連機器、およびIoTのコンセプトは氷山の一角すぎない。ぜひ当社のスターターキットおよびIoTプラットフォームを通じて、予想もつかないようなアプリケーションを具現化してほしい」と総括した。