デジタル(大阪市中央区)は、Pro-faceのHMIフラッグシップモデルであるSP5000シリーズのオープンボックスの情報表示力を強化した進化版を発売した。
同シリーズは「取得したデータを必要な場所で最適な形で活用したい」「生産現場とオフィスを安全にネットワーク化したい」というIoT時代のニーズに応えて開発したHMIで、特にオープンボックスは、PDF、動画、カメラ、USB機器の活用に加え、Windows上で動作するPLC、サーボ、ロボット、ビジョン用のエンジニアリングツールや、Windowsのイーサネット接続を活用して、上位アプリとの連携も行うことができる。
今回新たに加わったオープンボックス「SP-5B41」は、従来機種と比較して処理速度が約2倍になり、より快適なパフォーマンスを実現。また、32GB CFastカードを標準搭載しており、従来比およそ3倍のストレージ空き容量を備えている。
今回のパフォーマンス強化により、HMI上でのWindowsアプリの活用を容易にし、より柔軟かつ高機能な情報表示とデータ活用を推し進める。