HMSインダストリアルネットワークス(横浜市港北区)は、FA機器をビルディングオートメーションシステムに接続する新しい2つのゲートウェイとして、「Anybus Modbus to KNX gateway」と「Anybus Modbus to BACnet gateway」を発売した。
新製品は、Modbus RTU、ASCII、TCPデバイスを、ビルディングオートメーションネットワークの中で、KNXおよびBACnet準拠の個別デバイスとして認識させ、2つのネットワーク間で翻訳機として動作。ビル設備のインバーターやHVACコントローラー、計測器などのModbusデバイスを、KNX/BACnetから中央制御および監視が可能となる。
また、統合が非常に容易で、Modbus RTUスレーブ機器をゲートウェイのシリアルポートに、Modbus TCPデバイスをEthernetポートに接続すれば、KNXやBACnet側では、そのゲートウェイがKNXあるいはBACnetシステム内の疑似デバイスとして表示される。
設定は、WindowsベースのAnybus Configuration Manager(MAPS)ツールによって行い、コミッショニングやトラブルシューティングも同ツールを用いて実行できる。