日本航空電子工業は、CHAdeMO(CHAdeMO協議会が標準規格として提案する急速充電器の商標名)仕様に準拠し、高強度、軽量、かつ操作性に優れたV2H(Vehicle to Home)システム用コネクタ「KW02」シリーズを開発。10月から一般販売を開始する。
近年、電気自動車の大容量蓄電能力を活用すべく、停電時などに家庭へ電力を供給するV2H、車両から電力系統に電力を供給するV2G(Vehicle to Grid)などの取り組みが進められている。
この状況を踏まえ、同社では、一般ユーザーが容易かつ安全に大電力を扱うことを可能にするコネクタを開発。外殻に樹脂を採用することにより高強度と軽量化を両立し、ワンアクションでの挿抜操作、作業性の良いグリップ形状など、優れた操作性も実現している。また、新製品は、電動自動車用充放電システムガイドライン(EVPS-002)Ver.2.1に準拠している。