アイエイアイ(静岡市清水区)は、電動アクチュエータの新製品として、回転関節2軸ユニット「手首ユニット」を、5月26日から発売した。
同製品は、バッテリーレスアブソリュートエンコーダーを標準搭載。同社独自の構造により、手首部分の小型化・軽量化を実現しており、小型のSタイプは高さ148ミリ、幅118ミリで本体質量1.6キロ(最大積載質量1.0キロ)、中型のMタイプは高さ195ミリ、幅118ミリで本体質量2.8キロ(最大積載質量2.0キロ)となっている。
また、今まで垂直多関節ロボットだけができた斜めからのアプローチや先端の旋回動作を、必要最低限の軸構成で実現できるため、設備のコストダウンに最適。さらに、組み合わせパターンや軸数、ストロークも用途に合わせて自由自在に選択可能で、直進性に優れた直行ロボットと組み合わせることで障害物を避けた動作や、狭い空間での作業が可能になるうえ、動作範囲が広い作業にも対応する。