安川電機は、中国での産業用ロボット需要に応えるため、2013年に生産を開始した中国江蘇省の安川(中国)机器人に、新たに第3工場を建設することになり、7月14日に起工式を行った。稼動開始は18年9月の予定。
中国では、少子高齢化による人手不足や人件費の高騰などから生産現場の自動化が急速に進んでおり、また、中国経済の継続した成長に伴い、自動車関連市場のほかスマートフォンをはじめ、コンピュータ、家電製品、通信機器や重量物の搬送といった幅広い分野でロボットの需要が拡大している。
第3工場は建築面積1万1600平方メートル。稼働時には第1工場、第2工場と合わせ、生産能力は月産1500台に拡大する。
同時に現地での開発体制を強化する。