三菱電機が「智能化」貢献 中国企業の製造現場へ

展示コーナー開設、支援

三菱電機は、中国江蘇省常熟市・常熟高新技術産業開発区が7月11日に設立した「常熟グリーン智能製造技術イノベーションセンター」において、中国企業の製造現場の智能化に貢献するため、e-F@ctory(イーファクトリー)展示コーナーの開設を支援した。

同センターは、複数の企業・大学・研究機関と連携し、研究開発や技術成果の商業化、人材育成などの推進により常熟市製造業の振興を図るために設立。e-F@ctoryは、FA技術とIT技術を活用し、開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するFA統合ソリューションで、展示コーナーには、工場・ビルの省エネ支援機器・省エネ監視システムなどが出品されている。

同社は、2011年常熟市にFA機器の生産を行う三菱電機自動化機器製造(常熟)を設立し、16年に同市と戦略的パートナー契約を締結。今回、同開発区の目的に賛同し、FA製品や技術を提供することで、企業コーナーのうち最大面積のe-F@ctory展示コーナーの開設を支援した。

中国企業の視察を通じ、中国でのe-F@ctory導入拡大によるものづくりのIoT化を推進し、「中国製造2025」における製造業の智能化に貢献する。

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