ディジインターナショナル(東京都渋谷区)は、アプリケーションプロセッサNXP i.MX6UL(Cortex-A7@528MHz)をベースとした、高性能かつセキュアで電波法認証取得済みのシングルボードコンピュータ(SBC)「ConnectCore 6UL SBCPro」を、7月12日から発売した。価格は169ドル(数量1000個の場合)で、同社の全世界の認定ディストリビュータを通じて購入できる。
新製品は、IEC 60068-2-1に準拠。工業用温度と衝撃・振動に対して頑丈な性能を持ち、Pico-ITXフォームファクタ(100ミリ×72ミリ)に一体化するコンパクトなデザインとなっている。
デュアル10/100Mbitイーサネット、BLE対応Bluetooth 4.2、セルラー機能のオプション、サブギガワイヤレスコネクティビティほか多種多様なRFモジュール向けのDigi XBeeソケットサポートを通じて、有線・無線の統合されたコネクティビティを提供。また、4GBのeMMC flashなどの追加機能、および多数のオプションが、デザインインテグレーションに高い柔軟性を与える。
さらに、Digi Yocto Linux Board Support Package(BSP)を通じて、ソースコードへの全面的なアクセスをライセンス料なしで提供。加えて、Huawei、Quectelなど多様なサードパーティ製セルラーモジュール向けの独自サポートも提供しており、内蔵のDigi Remote Managerの機能によって、無線によるセキュアなリモートデバイスマネジメントとファームウエアのアップデートができる。