丸紅情報システムズ（東京都新宿区）は、米・GEデジタル社とセキュリティレベルチェックサービスおよびセキュリティプラットフォーム「OpShield（オプシールド）」の販売代理店契約を締結。国内初のリセラーパートナーとなり、同サービス・製品の販売を開始した。
ICS向けセキュリティレベルチェックサービスは2つのプランを用意。「サイトセキュリティヘルスチェックプラン」は、セキュリティ状況をオンサイトで簡単にチェックし、直近の脅威をレポートする。「サイトセキュリティアセスメントプラン」は、業界標準およびベストプラクティスに照らし合わせ、オンサイトで施設を包括的に評価し、詳細にレポート。レポートは推奨する軽減策と戦略に優先順位をつけて、長期的なセキュリティ対策のロードマップを提示する。
「OpShield」は、サイバー攻撃の脅威からICSと産業用設備／機器を守る用途に特化して設計されたハードウエア型のセキュリティソリューションで、OTネットワークのデータトラフィックをコマンドレベルで常時監視し、悪意ある制御動作を検知・遮断することで制御システムの安定稼働を確保。また、有償サービスとしてOT機器の脆弱性を対象としたエクスプロイトを防ぐためのシグネチャを豊富に取りそろえている。
その他、「Achilles Test Platform」では、制御システム機器等の通信に特化して、未知と既知のセキュリティ脆弱性を検出するロバスト性検証をテストすることができ、一定のセキュリティ水準を満たすと「Achilles Certification（アキレス認証）」を取得することが可能となる。
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