エアロテック(千葉市美浜区)は、リニア位置決め段階における熱関連エラーを最小限に抑えるメカトロニクス・ソリューション「ThermoComp」を発売した。
新製品は、同社のA3200制御ソフトウエアを使用して実装された独自の補正アルゴリズムと、ハードウエアとセンサを統合。ステージの移動と温度変化の範囲にかかわらず、熱関連エラーの90%までを除去することができる。
また、ボールねじ駆動ステージの自己発熱による熱関連エラーの最大90%を排除し、内部加熱による誤差も低減する。
同製品は現在、すべてのAerotech PROシリーズのステージで利用可能で、直感的で使いやすい統合コマンドセットをA3200制御ソフトウエアに組み込んで動作する。