ソフトバンク・テクノロジーと子会社のサイバートラスト(東京都港区)、ミラクル・リナックス(東京都新宿区)は、米・ラムバス社と、さまざまなIoT機器のセキュリティを強化する「IoT機器の統合管理基盤」の提供を目的とした基本合意書を締結した。
今後は、それぞれが保有する「クラウド開発・運用」「OSやソフト更新の仕組み」「電子認証」「IoT機器管理」の技術を組み合わせ、IoT機器のメーカーに対して、IoT機器のライフサイクル全体の安全性を実現するプラットフォームを提供することを目指す。
具体的には、ICチップの製造段階から電子認証情報をセキュアに格納し、認証システムと連携することで所有者の身元を確認することや、真正性の確認が取れている機器のみからクラウドへのアクセスを許可すること、あるいは間違いなくメーカーが公開した更新ソフトウェアが供給される仕組みなどを提供することを想定しており、今後、開発に向けて協議を進めていく。