アールエスコンポーネンツ(横浜市保土ヶ谷区)は、RaspberryPi(RP)用のスマートスピーカー開発ユニット「pi-topPULSE(パイトップパルス)」を、8月22日から発売した。価格は7598円。
新製品は、7×7フルカラードットマトリクスLED、高音質スピーカー、AGCマイクを搭載し、拡張ボード規格HATに対応。
pi-top、およびpi-topCEED用に音声再生、LED制御、音声入力を実現する機能拡張ユニットでありながら、専用アダプタを用いることで、スタンドアロンのRP3に通常の拡張ボードとして使用することも可能。ゲーム、録音・再生端末、音声コントロールインターフェース、LEDと音声をシンクロさせたアート作品やガジェットなどの開発に最適となっている。
同製品を開発したCeedは、RPの教育活用を支援するイギリスのベンチャー会社で、RPをコアに搭載できるSTEAM教育用ラップトップPC「pi-top」シリーズや、そのアクセサリ、専用ソフトウエアを提供。
同社が公開しているpi-top用OS内のプログラミング学習アプリには多数のPythonサンプルプログラムが提供されており、LED制御、音声録音・再生はもちろん、クラウドベースの音声認識AI「Amazon Alexa」を使ったスマートスピーカーや、サウンドプログラミングツール「Sonic Pi」を使ったシンセサイザなどの開発が簡単に行える。