明電舎は8月1日、北米での事業拡大を目的に、明電アメリカの拠点としてカリフォルニア州サンノゼにシリコンバレーオフィスを開設した。
これまで同社は、ミシガン州を中心に主に自動車関連企業向け動力計測システムや、真空コンデンサなどの半導体関連製品、上下水道・工業排水処理用セラミック平膜などを販売してきた。今回、真空コンデンサやセラミック平膜の顧客が多い米国西海岸地区に拠点を置くことで、サービス・事業体制を強化する。
さらに、各国先進企業、大学、研究所が集積するシリコンバレー地区に拠点を設置することでICTや環境技術等に関する最先端の情報収集をしながら、社会インフラ関連で長年培ってきた独自技術を応用した新たなビジネスモデルの創出を目指す。