高、低温環境での使用に最適
キムラ電機は、端子台、表示機器の専門メーカーとして取り組みを強めている。端子台では用途に応じた各種シリーズをラインアップ、ユーザーのきめ細かなニーズに応えている。
このうち、耐環境端子台として、耐熱で材質に不飽和ポリエステル樹脂を使用した「TS-207B形」と同セラミックを使用した「TS-904/905形」、耐寒で材質にフェノール樹脂を使用した「TSBシリーズ」などをそろえている。いずれも、高温、低温下での使用環境に強いのが特徴。
「TS-207B形」と「TS-904/905形」は、一般的な端子台の使用耐熱周囲温度がマイナス15℃~プラス60℃ぐらいであるのに対し、マイナス10~プラス150℃と非常に広範囲となっており、ボイラー機器など高温環境での使用に適している。特に、不飽和ポリエステル樹脂製は、セラミック製に比べ、取り扱いや設置作業が容易に行える。
「TSBシリーズ」は、使用周囲温度がマイナス50℃~プラス85℃と、低温環境での許容力に強い特性を有している。
なお、入出力点数16点の省配線ターミナル「WS-TD16MC形」など、省配線シリーズも好評。