ものづくりでテレワーク可能
キヤノンITソリューションズ(東京都品川区)とPTCジャパン(東京都新宿区)は、クラウドPLMとクラウド型テレワークシステム、導入支援とサポートを行うエンジニアリングサービスを組み合わせた「スマートPLMサポートサービス」を開始する。リモートでも業務できるセキュアな環境を整備してワークスタイル変革に対応。またクラウドPLMとエンジニアリングサービスによって、中堅中小企業のPLM導入、デジタル化の第一歩に最適なソリューションとなっている。
クラウドPLM「PTC PLM Cloud」は、Windchillをベースとし、世界で150万ライセンス以上の導入実績を持つ。遠隔・社外間のコラボやデータ共有に特化し、セキュアで高い生産性でテレワークに最適。オンプレ型のPLMに比べてコストを抑えて短期間で導入でき、PLMを初めて使うような中堅中小企業にも適している。
クラウド型テレワークシステム「テレワークサポーター」は、パスワードに加えてPCのカメラを通じた顔認証で本人確認と在席・理席を管理し、なりすましや覗き込み防止機能でセキュアな環境を実現。勤務状況もデータ化して見える化して勤務管理、評価が可能。これら2つのシステムを融合したソリューションとなっている。
またキヤノンITソリューションズはキヤノングループのCADやPLM導入と運用を担ってきた実績があり、そのノウハウを活かした導入支援や運用サポートも実施。独自開発のPLM簡単スターターキットも用意し、複雑な設定作業を簡単な設定だけでクイックスタートを可能としている。
価格は、1年間で1200万円から。クラウドPLM基本ライセンス15ユーザーとテレワークサポーター5ユーザー、導入支援のエンジニアリングサービスが付いている。また同サービスを含めた技術や製品を紹介するセミナーを9月に東京と大阪、名古屋で開催する。