ゼネテック(東京都新宿区)は、自社で提供しているIoTプラットフォーム「Surve-i」をベースに、モニタリングサービス「GC遠隔稼働監視ソリューション」の提供を8月21日から開始した。1年間で100社での納入を目指す。
同ソリューションは、工場内の各工作機器の「電源」「運転状況(稼働/停止/運転モード)」「アラート有無」などの情報を取得し、同社が提供しているモニタリングアプリケーション「Surve-i Monitor」上で可視化し、遠隔からの稼働監視を実現。情報取得には、シムトップス(東京都目黒区)のカレントトランスセンサーを利用した稼働収集デバイス「MCW-NX8-001(MCW)」を使用する。
「Surve-i」は、IoTに必要なデバイス、ネットワーク、サーバ、アプリケーションまでのシステムを一元的に提供し、エンドツーエンドでサポート。また、クラウドサーバとモバイル回線を活用することで、IoTをスモールスタートできる設計を実現している。もともとネットワーク機能のない古い工作機械であっても、稼働信号配線にクランプ式の電流センサーを挟むだけでデジタル変換できる「MCW」と組み合わせることで、手軽にIoTを活用し、課題解決に繋げることができる。
なお、同ソリューションではオプションとして、オフィスや工場内の電力監視や業務施設の環境管理サービスも提供する。