アズビルは、日本工学教育協会が主催する「第21回工学教育賞」(業績部門)を、IHIと共同で受賞した。
受賞標題は「交換講座の継続的実践による企業内教育の相互補完と活性化-技術者育成オープンイノベーションへの取り組み」で、受賞者は、IHI技術開発本部技術研修所代表の佐々裕美氏と、アズビル技術開発本部代表の畠山洋志氏。
今回の受賞対象となったのは、交換講座の継続的実践による技術者育成のオープンイノベーションの取り組みで、両社は2012年度からそれぞれの得意領域における講座を「交換講座」として相互に提供。アズビルの「電気・制御分野」をIHIで、IHIの「機械・構造解析分野」の講座をアズビルにて実施し、技術教育における相互補完関係を構築してきた。
また、交換講座を通じて、社内教育の活性化、技術者同士の教育を通じた交流といった成果も挙げており、アズビルでは、こうした活動の成果についてほかの企業の技術者教育関係者へも展開しながら、今後も交換講座の取り組みを継続していくとしている。