NTTコミュニケーションズ、伊藤忠テクノソリューションズ、日本電気、KDDI、シスコシステムズ、日商エレクトロニクスの6社は、IoT時代に求められる高度ITアーキテクトの育成を目的とした「一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会」(Advanced IT Architect Human Resource Development Council、以下AITAC)を設立し、8月28日から活動を開始した。理事長は慶應義塾大学環境情報学部長兼同大学同学部教授の村井純氏。
IoT時代にはソフトウェアによるITインフラの運用・管理によって自社サービスの柔軟かつ迅速な提供が可能となり、IT関連企業のみならずユーザ企業においても、ITインフラを運用・管理できる人材に対するニーズはさらに高まることが予想される。
AITACは、国内外の社会人・学生を対象に、Software Defined Network(SDN)/Network Function Virtualization(NFV)等の技術・スキル習得のための体系的な育成カリキュラムの策定・提供、産学と連携した教育訓練の場の整備ならびにSDN/NFV等の情報通信技術に関する資格認定制度の整備を行う。
これらを通して、ネットワークとコンピューティング両方のスキル、仮想化や外部クラウドなどのソフトウェア資源を利活用できるスキルを所有し、ITインフラを運用・管理ができる人材を育成することを目指す。