日立産機システム IoT対応産業用コントローラ ハイブリッドモデル追加

故障予知予防保全管理 C言語で作成

日立産機システム(東京都千代田区)は、IoT対応産業用コントローラのミドルレンジ機である「HXシリーズ」のラインアップに、エッジコンピューティングに対応したハイブリッドモデル「HXハイブリッド」を新たに加え、10月から発売する。

新製品は、製造現場に設置された設備機器の故障予知や予防保全管理を情報処理プログラム(C言語)で作成し、クラウドを介さずに実行できる。また、リアルタイムに設備機器の状態を把握し、設備機器から得られたデータを整理・加工し、各種クラウドサービスや分析基盤に適用可能なフォーマットに補正することで通信の負荷を軽減できる。

情報処理プログラムの開発や変更、デバッギングなどを行う場合には、制御プログラムに影響を与えず行うことができ、稼働中の設備に情報処理プログラムを実装し、動作確認を行う場合も容易なシステム改修が可能。さらに、オープンソースソフトウエア「Eclipse CDT」をベースとした情報処理プログラム統合開発環境に対応しており、情報システム技術者にとっても取り扱いが容易な構造となっている。

加えて、制御プログラム実行と並列に情報処理プログラムや上位システムへの通信を1台のコントローラで対応できるため、安価なシステム構築が可能。

同製品は、日立グループが11月1日・2日に東京国際フォーラムで開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2017 TOKYO」で展示される。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG