アズビル セキュリティフライデー アライドテレシスと連携 サイバー攻撃対策で

アライドテレシス(東京都品川区)と、アズビル セキュリティフライデー(神奈川県藤沢市)は、アズビル セキュリティフライデーのネットワークセンサ「VISUACT-X」をアライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と組み合わせ、SDNによるネットワークセキュリティの強化ソリューションを提供していく。

同ソリューションは、近年、多様化・巧妙化しているランサムウエアやマルウエアなどのサイバー攻撃が特に悪用するWindowsの通信プロトコル「Server Message Block」(SMB)による組織内通信を監視し、サイバー攻撃を検知。サイバー攻撃を受け感染した端末を検知した際、管理者による制御指示メールで被疑端末の通信を遮断、もしくはVLAN隔離することで、被害および内部拡散を防止する。

「VISUACT-X」は、ITシステムに侵入したサイバー攻撃を検知するネットワークセンサで、内部への侵入を許してしまったサイバー攻撃をリアルタイムで検知。拡散や基盤構築などの攻撃準備をしている段階でいち早く検知することで、大きな被害が発生する前に対策をとることを可能にする。同シリーズは、国内の大手企業や官公庁、捜査・研究機関を含む約700ユーザに導入されている。

ネットワーク監視型を採用しているため、他のシステムに干渉せず、膨大な通信の中からサイバー攻撃だけを検知・通知。インシデント事後調査に必要となる管理者レベルのネットワークアクセスを記録する。

一方、「SES」は、SDN技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携・連動させることにより、セキュリティの強化およびネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減を実現する。

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