ダンロップスポーツの製造子会社であるダンロップゴルフクラブ(宮崎県都城市)は、作業環境の改善などを目的として、7月からロボットスーツをテスト導入した。
同社はブランドのゴルフクラブの組み立てやシャフト製造を行っている工場で、物品運搬作業の負荷低減を目的に、世界的な安全規格であるISO13482を取得しているCYBERDYNE(茨城県つくば市)のロボットスーツ「HAL(Hybrid Assistive Limb/ハル)」作業支援用(腰タイプ)を1台テスト導入。
使用者は1名で、この1カ月の使用状況について「すこぶる良好。体が楽になると気持ちが楽になる」とコメントしている。
ロボットスーツ「HAL」の導入は、国内スポーツメーカーとしては初めて。今後は使用状況を見ながら、年齢・性別・体力差などを意識せずに働ける職場を目指すべく、追加導入を検討するとしている。