エム・システム技研(大阪市西成区)は、有機ELディスプレイを採用し、2チャネルにおいてアナログ信号の絶縁ができる、表示設定形2チャネルコンパクト変換器「M1Eシリーズ」を10月から発売した。
「M1Eシリーズ」は、チャネル1とチャネル2間、および入力と出力間は絶縁されており、それぞれが独立して動作。
有機ELディスプレイは黄色の文字色で高輝度、高コントラストであるため情報の視認性が高く、ミスが許されないループチェック時やメンテナンス時の信号チェックに最適。また、常時点灯でも寿命は約5万時間で、窓がある盤ではパネル計器としてもでき、かつ、通常時非点灯にし、ボタンに触れると再点灯する設定にもできる。
さらに、上下2段でマルチに表示でき、表示設定も前面のボタンから簡単に行える。しかも、パソコンからの設定が可能なため、同じような仕様で多数設定したり、設定内容を保存したりすることが容易に行える。
そのほか、便利なループテスト機能付きで、配線を外さずに検査・交換ができるプラグイン構造となっている。
ラインアップは、直流入力変換器(7万2000円)、カップル変換器(7万8000円)、測温抵抗体変換器(7万8000円)、ポテンショメータ変換器(7万8000円)、セルシン変換器(9万2000円)の5製品。