日本航空電子工業は、金属製筐体タイプの小型サーボモータ向けに最適な、オールプラスチック化による軽量・ローコスト、かつ低背型コネクタ「JN14シリーズ」を開発した。
新製品は、ねじ止めによる嵌合固定方式を採用することでコネクタ取り付け厚さを抑え、高い接続強度と防水性能を実現するとともに、金属筐体への取り付けが容易な構造となっている。
サーボモータのI/Oとして必要となる電源用の4芯、ブレーキ用の2芯、エンコーダ用の9芯をラインアップしており、□40ミリ以上の小型モータに対応。
電源用の4芯レセプタクルは、金属製の筐体にアースコンタクトと接続したねじ止めで固定する構造となっており、コネクタの取り付けと同時に筐体へのアース接続も取ることができる。また、2芯、9芯のレセプタクルは、上からスナップインするのみで筐体へロックし取り付けが完了する。
ねじはフードから容易に脱落しない構造となっており、組み立ておよびハーネス時の作業性に優れている。さらに、プラグフードは部品の組み方により、同一部品を使用しながらケーブルの引き出し方向を180度反転可能で、用途に応じて選択できる。
そのほか、TUVおよびULus/cULの安全規格に対応しており、金属製筐体タイプの小型サーボモータ向けとして、安全に使用できる。