東邦電子は、「センサからシステムまでを創造する」をコンセプトに、各種デジタルコントローラを中心に、レコーダ、各種温度センサ、SSR、サイリスタ、プローブカードなどで実績がある。
制御機器関連では従来のデジタルコントローラ「TTM-000シリーズ」でPV色を白色に変更することで、視認性を向上させた。また、TTM-200シリーズを基板化した「TTM-200B」を新たにラインアップに加えた。
センサ関連では業界専用の温度センサをラインアップしており、食品業界向けに、サニタリータイプの温度センサや食材に刺して使用する芯温センサの販売を開始した。
芯温センサは、単芯・2芯・3芯タイプおよびヒータ内蔵式を品ぞろえしている。
半導体業界向けでは、フッ素樹脂を保護管に使用しているタイプや薬用の配管ラインで使用するタイプの温度センサを販売開始したほか、近々、静電容量式湿度センサの販売も予定している。
さらに、今年9月からは住友精密工業から無線センサネットワーク事業を継承し、無線化ユニットの販売も開始した。通信規格のRS-485を備えた計測器をこのネットワークに取り込むことができ、IoT化への一翼を担うことができる。