バルーフ(東京都文京区)は、IO-Linkインターフェースと2つのスイッチング出力を備えた新しいBTS赤外線温度センサを開発した。
新製品は非接触赤外線温度センサで、人が立ち入れない場所や危険区域であっても、250~1250℃の温度を監視。動いている状態でも対象物を検知し、信頼のおける温度値を検出する。
外形には保護等級IP67の堅牢なM30ステンレス鋼ハウジングを採用し、プレーンテキストで情報を表示する多機能ディスプレーを搭載。自動ディスプレー調整により、簡単に操作可能となっている。
また、2チャンネルのスイッチング出力に加え、リモートでのパラメータ設定や制御装置、あるいは制御盤と直接データ交換ができるようIO-Linkインターフェースを備えている。オプションとして、4~20mAのアナログ出力も利用できる。
多彩な設定が可能で機能が豊富なため、製鉄や鋳造、鍛造、セラミックス産業をはじめ、ガラス製造などのアプリケーションとして最適。