HMSインダストリアルネットワークス(横浜市港北区)は、CIP Volume5 V2.14に準拠したCIP Safetyプロトコルに対応するセーフティモジュール「IXXAT Safe T100/CS」を発売した。これまでのPROFIsafeに加え、CIP SafetyでもセキュアなI/Oの実装がモジュールベースで容易に実現できる。
「IXXAT Safe T100」は、Anybus CompactComマルチネットワーク通信モジュールと組み合わせて使用することで、オールインワンのセーフティソリューションとして、安全度水準SIL3およびパフォーマンスレベルPLe/Category4までのアプリケーションにおいて、セーフティI/Oの実装を可能にする。
CompactComがホストデバイスと産業用ネットワーク(PROFINETやEthernet/IPなど)との間の通信を、Safe T100がセキュアな通信をブラックチャネル原理に従って処理。2つの対応プロトコルの切り替えは、同じXXAT Safe T100のハードウエアにアップロードするファームウエアの選択で行える。
外部配線エラー検出機能を持つ入力3(デュアルチャネル)、出力1(同じくデュアルチャネル)を備え、すべての入出力は、24V信号で動作。
今後、FSoEのサポートも予定されている。